ソリューション

MSP向けリモート管理ソリューション

WebNMS FrameworkのRME(リモート管理)ソリューションにより、機器ベンダーは、顧客へ提供する機器を越えてデータを伝送することが出来ます。アプリケーションのデプロイメント後、機器ベンダーは顧客に機器の監視や管理のサービスを提案することができます。機器ベンダーは、中央サイト(Central)からリモートでサービスを提供し、顧客の増減に柔軟に対応することができます。RMEソリューションには、以下の利点があります:

• 機器ベンダーのサービス配信プラットフォームになります
• 操作コストを抑えます
• 機器ベンダーが、顧客の機器使用の増減を明示的に把握することを可能とし、将来の機器の開発や拡張に役立ちます

WebNMS Frameworkの操作管理ソリューションは、 WebNMS Framework RMEにより実現できます。このソリューションは、セキュア、高可用性、拡張性・柔軟性に優れ、カスタマイズ性にも富んだサービス提供プラットフォームを提供し、幅広い機器に使用することがかできます。デプロイメントには、中央サイトでのセントラルサーバと、各顧客サイトでの分散メディエーションサーバ(DMS)のインストールが含まれています。分散メディエーションサーバは、各サイト内のデバイスのステータス情報を収集し、セントラルサーバと通信します。オペレータとサービス申込者は、セントラルサーバ内のこれらの情報にアクセスしたり、メールや携帯電話のメッセージにより通知を受けることができます。

WebNMS Framework RME における主要機能の一部を以下に記載しています:

• インテリジェント分散アーキテクチャ: WebNMS Framework RME は、情報の配信と、機能毎にサイト間を跨ぐネットワークが１対の構造です。ローカルのデータベースと、定期的にデータが伝達される設定により、パフォーマンスや障害に関するローカルの記録を効果的に使用します。リンクダウン時には、データをバッファに保存し、リンクが復旧後、データを伝送します。
• 複数 IPアドレス サポート: 複数の企業を跨いだリソースの管理などのクリティカルな条件においても、 WebNMS Framework RMEは、異なる企業で同じIPアドレスを設定したデバイスの管理をサポートしています。
• 通信の柔軟性: WebNMS Framework RME は、中央(Central)と各サイト(Remote)間の柔軟な通信により、リモート管理をサポートしています。分散メディエーションサーバ(DMS)は、専用線でもダイアルアップ回線でもセントラルサーバと通信することが可能です。数百のサイトにデプロイメントする際には、大変なコスト削減になります。
• セキュアなネットワーク間の通信: 企業間のネットワーク・セキュリティ・デプロイメントに関して、 WebNMS Framework RME は、FirewallやNATが有効なネットワーク間でのデバイスや機器の管理が可能です。企業は従来のセキュリティレベルを維持したまま、セキュアな方法で実装することが可能です。
• 多階層セキュリティを実装: システムは、SSLをベースとしたセキュアな通信により、セントラルサーバと各サイトの通信のセキュリティを確保します。
• データ セグメンテーション: WebNMS Framework RME は、ユーザがネットワークのステータスの概要が即座に把握できるよう、ネットワーク情報のユーザ視点の表示を提供しています。このユーザ視点の表示は、全てのインベントリ・障害データとパフォーマンスデータで有効です。
• 包括的管理: システムは、デバイスの障害、設定、パフォーマンス、セキュリティに関する完全な管理機能を提供します。また、オプション機能で、ベンダーが顧客のデプロイメントを明示的に拡張することを可能にするアプリケーションがあります。トラブルチケットを発行するシステムにより、 WebNMS Framework RME を、ネットワーク関連情報のワークフローシステムの動力源として配置するとこが可能です。
• レポート機能: システムは、様々なパフォーマンス・パラメータのレポートを生成させることで、包括的なレポートエンジンとして利用することができます。また、システムをその他のサードパーティのレポートツールと連携させることも可能です。
• 複数プロトコルをサポート: WebNMS Framework RME は、South Bound(南向け：WebNMS Frameworkシステムによる管理対象側)向けに、多種のプロトコルをサポートしています。テレコム系機器を含む多くの機器の管理に役立ちます。サポートプロトコルとしては、SNMP, TL1, CORBA, CLIがあります。また、North Bound(北向け：WebNMS Frameworkシステムを管理対象とする側)向けに、TL1, CORBA をサポートしており、既存のアプリケーションとの連携が可能です。
  

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