SNMPエージェントデータの記録と再生
WebNMS
Simulation Toolkit
ネットワーク管理エージェントシミュレーション
実環境ネットワークの記録と再生
ネットワークレコーダー(Network Recorder)は、実際のSNMPネットワーク環境のSNMPデータを記録するために使用するツールです。レコーダーは、デバイスのその時点でのSNMP MIBデータのスナップショットを取得し、SNMPネットワークシミュレーション環境を作成します。
開始IPアドレスと終了IPアドレスを指定することで、同時に複数のSNMPエージェントが持つデータを記録することができます。記録したネットワークデータは、データベースに保存されネットワークシミュレータ(Network Designer)上で簡単に再生することができます。記録したデータは、テスト環境を生成するために変更することが可能です。
実環境SNMPエージェントの記録と再生
リアルエージェントレコードウェザード(Real Agent Recording Wizard)により、実際にSNMPリクエストを送信し、その時点でのデバイスMIBのスナップショットを取得することで、実際のSNMPエージェントが保持するデータを記録することができます。
デバイス上の部分的なMIBオブジェクトを記録することも可能です。MIB内の一部のOIDの値のみ記録する場合、その必要なMIBのみ記録可能です。記録したデータは、データベースに保存することができ、SNMPエージェントシミュレータ(SNMP Agent Simulatior)やネットワークシミュレータ(Network Simulator)上で再生することができます。記録したデータは、必要に応じて編集することが可能です。
SNMPトラップの記録と再生
SNMPトラップレコーダー(Trap Recorder) は、指定したポートでSNMPトラップを受信することにより、SNMPv1/v2c/v3トラップを記録することができます。そのポートで受信した全てのトラップを記録し、ツール上に表示します。
SNMPトラップレコーダーは、受信した順序でタイムスタンプおよびVarBindを含むトラップPDUを出力します。記録したSNMPトラップはXMLファイルに保存することができ、ネットワークシミュレータで、リクエストベーストラップ(Request Based Trap)、しきい値ベーストラップ(Threshold Based Trap)、タイマーベーストラップ(Timer Based Trap)として設定できます。
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